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![]() 2010年3月31日 タイトル : 卒園式 ![]() 3人兄弟の末っ子で今まで長い間我が家には保育園児がいましたが、 何はともあれ元気一杯で無事に卒園できたことは親としてこれほど嬉しいことはありません。
普通は「野球選手」とか「ケーキ屋さん」とかですが、具体的に就職先が 家に帰ってから「しいたけブラザーズになるの?」と本人に聞いてみたら、
多分その時はそんな気分だったのでしょう・・・。 ちなみに私は昔、「将来の夢」は警察官だったと思います。 ・・・「しいたけ屋」にだけはなりたくなかったのは確実です! なのに今は「しいたけ屋」。 なぜこんな私がしいたけ屋になったのかは「農民になりたい」と言う本に載っています。 Jr.が将来何になるかは彼次第です。 自分の夢に向かって健康で頑張ってほしいと願う私でした。 2010年3月30日 タイトル : ライバル井上の清見オレンジも続いて到着しました!
先日アメリカ同期生で和歌山県に住む井上君から ついこの間のマーボーの清見オレンジに続きまたダンボールいっぱい
おかげさまで我が家は毎日食後に必ず清見オレンジをありがたく頂いてます!
昨日からまた寒くなり、ブラザーズ黒川農場では昨日雪が降りました。 今朝も氷が張って子供たちは大はしゃぎ!
こんな窮地に写真を撮っていた私はJr.に叱られました。
子供は何もなくても、次から次へと自分たちでよく考えて遊びまわります。 一緒にいてとても楽しいです! ライバル井上、いつもご馳走さま!おいしく頂いてます! 2010年3月29日 タイトル : 桜季節の春子しいたけ狩り ![]() 徐々に白さが増してきて、「あ〜春だなぁ」と思わせてくれます。 例年だとちょうど桜の開花に伴い山の中では春子しいたけが盛んに採れます。 ところが、今年の春子しいたけは既に終盤にさしかかりました。 昨日予定していた「廣瀬ちえさんとの春子しいたけ狩りイベント」も、 今年は雨も定期的に降ったし、気温も高かったので例年よりは早く春子しいたけが採れるだろうとイベントを一週間早めたのですが・・・ 廣瀬ちえさんのイベントにご予約された方々、本当に申し訳ありませんでした。 にも関わらずしいたけ狩りだけでもと駆けつけてくださったことを大変嬉しく思います。
そんなわけで、昨日も山の中での春子しいたけ狩りは大いに
普段お店で陳列棚から買い物カゴに入れる食材とは明らかに何かが違いますよね! お客様と顔を合わせて心を交わし、現場を見ていただけることが私たちの何よりの幸せです!
2010年3月25日 タイトル : これぞ「肉厚中の肉厚!」
下からパッと見た感じは傘が開いていますが、横から見てみると・・・、 いくら寒暖の差をつけてもなかなかここまで肉厚にはならないのですが・・・、 自然って未知なことがまだまだいっぱいです! 夕方スタッフみんなで集まって、「すげーすげー!」と騒ぎました。 誰が食べてくれるか楽しみです。 きっと超肉厚ぶりに驚いてくれると思います! 2010年3月24日 タイトル : 友達から無農薬の清見オレンジが届きました! 愛媛県の友達「マーボー」から、無農薬栽培の清見オレンジがダンボールいっぱい届きました!
女性なのに「マーボー」と呼んでいますが、マーボーはマーボーで ・・・反対ですね。 お互いに帰国してもう13年ほど経ちますが、今になってもオレンジを送ってくれたり、しいたけを送ったりの仲です。 ところで2ケ月ほど前に、テレビで愛媛県のみかん農家の番組を見ました。 急傾斜で人が立っているのもやっとな場所で、老夫婦2人で一生懸命にみかんを栽培していましたが、 そもそもなぜそんな急傾斜でわざわざみかんを栽培しているのか、分かりますか? 太陽の光がみかんの木全体に当たるし、水はけも良いからです。 作業性を考えるととても過酷な条件ですが、それでもその生産者は美味しいみかんを食べてほしいからと もう一人、アメリカ同期生で和歌山県の「ライバル井上」も同じです。 一年間手塩にかけて危険な急傾斜で何度も脚立を登り、木の剪定などをして愛情いっぱいに育て、 なのにSSサイズともなれば出荷しても…なんと3個で1円にもならないそうです・・・。 皆さんはこれ、どう思われますか? 私は「・・・むごい。」と思いました。 そりゃあ後継者がいないのも分かる気がしました。 私たち原木しいたけ業界も菌床(きんしょう)栽培が盛んになり始めた時代には、1年半愛情いっぱいに育て手塩にかけて、 その時言われました。 「原木って見た目悪いしね」・・・まさに「無念」でした。 だから人事ではない気がしてなりませんでした。
「無農薬だし剪定ができないから見た目が少し悪いけれど、食べたら美味しいよ!」と。 早速有り難くいただきました。 「・・・美味しい・・・」 それに我が家はみんなマーマレードが大好きで、食べた後のオレンジの皮もマーマレードに
きっと私以外にも同じことを思ってくれる人は多いと思います。 「大きさや見た目最重視」、「味や安全性は2の次」なんて思っているのは、売り手の勝手な都合でしかないと思います! 素材がもつそのままの姿を人がいただくこと以外に、いったい他に何を望むのでしょうか? しかもいくら小さいとは言え、3個で1円とは・・・無念です。 売り場では数百円になっているのに・・・。 「農家は人任せにせず自分で売るべき! だって、私が自分の家族に食べさせたいのは明らかにマーボーが送ってくれたみかんなんですから! ・・・今日は熱くなってしまいましたが、「マーボーありがとう!これからの世の中、本当に価値があるのはこのみかんです!」 これからもお互いに頑張っていこうなっ! 2010年3月23日 タイトル : 充実した「なごや食フェスタ」でした! 低気圧の影響で全国的にかなりの強風で被害も出ましたが皆さん大丈夫だったでしょうか? 3日間に渡り名古屋吹上ホールにて行われた「なごや食フェスタ2010」が無事に終了しました。 まずはご来場くださったたくさんの方、本当にありがとうございました! 「食育」をテーマに行われたこの一大イベント。
なんと3日間で3万人以上の来場者があったそうです! 「食べ物や食育に関心のある方が、こんなにもたくさんいてくれるんだなぁ。」と あっ!大事なお子様の将来を勝手に決めつけてスミマセン! それにしても今回のイベントは私たちに限らず蜂蜜やみりん、手焼きせんべいなど 来場されたお客様も、こだわりの食材を1日では見きれず、2日続けて来場された方も多く見受けられました。 世の中には色んな食材があり私たちもこれまで数々のイベントに参加してきましたが、 今回のイベントにあたり協賛してくださったアサヒビール様他各社様をはじめ、なごや食フェスタ実行委員会の月東様、池谷様、水野様のおかげをもちまして「なごや食フェスタ2010」は大成功となりました。 来場者が3万人を超えたとても大きなイベントでしたが、これに携わる全ての人の想いが一つになり今回のイベントは成り立ったのだと思います。 日本の自然環境や動植物の大切な「いのち」をいただいてこそ人は健康な体を維持できるのだと再認識させられるような充実した3日間でした。 「いただきます」、「ご馳走さまでした」と思いを込めて言えるよう、子供たちにも教えていきたいと感じた私でした。 2010年3月19日 タイトル : いよいよ明日から「なごや食フェスタ」です! ![]() 「なごや食フェスタ2010」が開催され、しいたけブラザーズも出店します。 食育に関する一大イベントですので食に関心のある方はぜひ足を運んでみてはいかがでしょう。 午前10時から午後5時までのイベントです。 皆様のお越しをお待ちしてます! 2010年3月18日 タイトル : 動物が動き始めました。 毎日黒川農場に通っていますが、道中を走行していると色んな標識があります。
以前知り合いが、「国道をブタが横切った!」と言っていましたが、 でも実際に運転しているとタヌキや野うさぎやイタチ、猿や鹿の姿は
皆さんも普段の車の運転は気を付けてくださいね〜。 2010年3月17日 タイトル : しだれ梅の合図。 私の自宅に植えられている「しだれ梅」。 この時期に朝陽があたると、しだれ梅の花がとてもきれいです。
何気なく植わっているこのしだれ梅ですが、春子のシーズンになると私にとって この花が咲くと、「黒川の春子がそろそろ始まるぞ〜。山を見に行ってきなさい。」 その指示通りに黒川の山を練り歩くと、不思議と必ず芽が大きくなり始めているのです。 「自然のタイマー」ってところでしょうか。
それにしても、自然の力ってすごいですね〜。 大昔からある自然のはずなのに、これだけ色んな分野において 2010年3月16日 タイトル : 土にかえるほだ木 夕べは降りましたね〜。
「川」と言えば面白いのが白川町の地名。 「白川町黒川」 「白い川なのに黒い川?」 よく考えてみれば反対の意味ですね。
白川郷?黒川町白川?名古屋の黒川? こんがらがってきました。 でも、なぜこの地名になったのかを考えだすと面白いですね!
このほだ木を見てください。 13年ほど前に菌を植えたほだ木です。 さすがに今年は芽をひとつも出していません。 力つきて完全燃焼したんですね。 長年しいたけに養分を吸い取られ、ついに自分の重みにすら耐えきれず、徐々に土に近付いて、やがては土に そして今度は山の肥料となり、周りの木を大きくしてくれます。 このような姿を見ていると、なんだか感動します。 「本当に長い間ありがとう」という感謝の気持ちなしにはいられません。 思い起こせばこのほだ木は、実に今から30年以上も前に山で芽を出し、20年もかけて立派な原木となり、 こんなにも長い時間をかけて自然から栄養をもらっているのが原木しいたけなのです。 人は自然の恵みに感謝しなければいけませんね。 世の中何でも「効率最重視」になってしまっていますが、少しくらい私たちのように「自然のまま最重視」の食材が そう思えてなりません。 2010年3月15日 タイトル : 本、出版決定! この度私の本を出版することが決定しました!
写真の方はディスカバー・トゥエンティーワンの千場(せんば)社長です。 そして私の本を担当してくださるのは河野さん。 「のだめ」に出て来る河野さんのモデルになっている方だそうです!すごい! どんな本になるかはお楽しみに! 今年の秋に出版予定です。 2010年3月12日 タイトル : ブラザーズ日記一周年!
「伝えなきゃ伝わらない」、「伝えれば伝わる」と信じて、 「いいもの」を作る生産者は世の中にたくさんみえると思います。 でも、その苦労や喜び、日々の思いに至るまでの全てを伝えられている生産者は意外と少ないのではないかと思います。 「食材を通じて心を通わせられる生産者でありたい」 「おいしい」とは、決して味だけではないと思います。 私たちしいたけブラザーズが掲げる「届けたいのは本物への情熱」は、季節ごとの管理や笑える出来事など、 おかげさまで日記の定着した読者の方が増えています。 これからもずっと日記を続けて、一人でも多くの方に私たちの日常のことが伝わって行けばと思っています。 また今日から気持ちも新たにホームページはもちろん、日記も頑張っていきますので、皆さん宜しくお願いします! 2010年3月11日 タイトル : 野鳥が来る環境 ![]() 変わりやすい天気ですね。 あまりに空がきれいだったので写真を撮りました。 ![]()
ちょっと小さ過ぎて分からないかな? この野鳥はいつも決まった時間になると姿を表します。 毎朝ほだ木を水に浸ける時、小さな虫が表面に出てきます。 野鳥はこの虫を食べに来ているのです。 虫をくわえてはどこかに飛んで行き、しばらくするとまた帰ってきては 微笑ましい姿です! 毎朝「チュンチュン」と野鳥の声が聞こえるこの環境は癒やされます。 2010年3月10日 タイトル : これは面白い! どちらから見てもなんの変哲もない普通の形のしいたけ。 ・・・「どちらから見ても?」 どちらから見てもって、普通軸の方をひっくり返したら、反対側は傘になるはず・・・
そう、どちらから見ても両側が「軸側」なんです! ハウスで仕事中、しいたけを採っていた時の出来事でした。 夕べの春子しいたけ採りから、今朝も早朝からの仕事で疲れていたのでしょうか!? 私の目は節穴ではなかった。 良かったです!
バディーごめんね〜。
2010年3月9日 タイトル : 夜中と早朝の春子収穫・・・眠い 昨日もブラザーズ日記でお伝えしましたが、今年は春子の収穫時期に雨が多く、
1日収穫が遅れてタイミングを逃せば、雨が降っていようがしいたけは開いてしまいます。 でも・・・夕べは頑張りましたよ〜! 今日また雨が降ることは分かっていたので、「ここは開かせてたまるか!今夜が勝負!」と 二手に分かれて夜7時から11時までただひたすらライトに映った春子しいたけを収穫しました。
よく、「夜中に山の中なんて怖くないの?」と聞かれますが、私はきっと「しいたけバカ」なんでしょうね。 でも、しいたけに振り回されても全然イヤじゃないです。 私たちはしいたけのおかげで生活させてもらっているし、 …で、今朝は6時半から再び山に入って、何とか雨本降り直前に一通り春子しいたけを収穫することができました! はぁ〜良かった。
しいたけも必死になって生きようとしているんですね!
まだ眠るわけにはいきません。 今から力仕事です。 これだから原木しいたけの生産者はどんどん少なくなってしまうんですよね〜。 でも、・・・「これだから楽しいんです!!」 しいたけブラザーズは決して妥協しませんよ! やってやります! 2010年3月8日 タイトル : 春子の発生状況 皆さんお待たせしました!今年も春子の季節がやってきました!
しかし雨の中収穫する訳にもいかず、
これが歯がゆいところでもあり、良いところでもあります。
世の中には様々な食材がありますが、やっぱり四季が感じられる季節のものっていいですよね! 私たちの生活もこれから益々と「しいたけ最優先」になりますが、覚悟済みです!
2010年3月5日 タイトル : パンフレットが新しくなりました! ![]() しいたけブラザーズのパンフレットが新しくなりました! 左側が従来のもので右側が新しいパンフレットです。
全体的に文字から大きくしましたのでとても見やすくなりましたよ! もちろん中身も一掃しました。 先日もお話したと思いますが、このパンフレットは私たちしいたけブラザーズのHPを一挙に引き受けて下さっている やっと出来上がったパンフレットです。何だか特別な思い入れがあります。・・・この気持ち、分かっていただけますか? 普段プライベートで出かけた時など、いつも何気に手にするパンフレットですが、 どんな小さなものにも、ちゃんと理由があり過程があり、意味あって作られているのですね。 そういった訳で、少しでも沢山の方に見て頂けるといいです! 2010年3月4日 タイトル : 加工班も頑張ってます! ![]() しいたけの佃煮やからし漬けなどを作るためにしいたけの軸を一つ一つ手作業で 切ってくれているのは ブラザーズのお助けマンのゆうこさん。 親父の代(ふじ椎茸園のころ)から当園を支えてくれている私たちにとって その慣れた手際の良さはピカイチで(ヘタな機械よりも正確で早いかも…) いつもありがとうございます! 変わって隣の加工室ではホカホカのしいたけまんを作っています。 いつもしいたけのいい香りが漂う場所で、お腹が空くとなにげに加工室に顔を出したくなるような場所です。 しいたけブラザーズでは植菌班、川辺生産班、黒川生産班、選別出荷班、事務班、加工班とみんなが力を合わせて毎日コツコツと頑張っています。 ここで働くすべてのスタッフそれぞれの力があってこそ、しいたけブラザーズは成り立っているのです。 スタッフ全員に感謝です! 2010年3月3日 タイトル : 春子採れ始めました! 皆さんお待たせしました! しいたけブラザーズ川辺農場の春子しいたけが少しずつ採れ始めました! 春子(はるこ)しいたけとはその名のとおり、春に山の中で採れるしいたけのことでいわゆる露地のしいたけです。 まだポツポツとですが山の中で採れ始め、後に続く春子しいたけも確実に大きくなってきています。 これはブラザーズ黒川農場の春子もチェックしなきゃと標高450メートルと800メートルの山へと車を走らせました。 ここでビックリ。 何と道路脇にまだ雪が残っているではないですか!? …恐るべし高冷地です。 それにしてもきれいに並んでいる春子しいたけのほだ木。私はこの場所に来るといつも癒やされます。
今まで約10年間、よく頑張ってくれました。大感謝しています。 養分を使い果たし老木となったこれらのほだ木は、いずれ土に帰って 2010年3月2日 タイトル : 小学生体験模様 毎年しいたけブラザーズで行われている地元小学生の体験授業。 今年もしいたけブラザーズの父が生徒さんたちとたわむれての体験学習が行われました。 「教室ではなく自らが体験して感じる」ことを教える先生方。 とても素晴らしいことだと思いませんか?
原木に菌を植え付けるところから始め、
心配された天気も見事に快晴で、親父がいちばんホッとしていました。 お父さんもお母さんも生徒さんたちも、みんないい顔をしていました。
必ずしもこれでしいたけが好きになるとは限りませんが、 「たべものって、こうしてできるんだ…。」と感じてくれただけでも、 何と言っても、「食べること」は私たち人間の「基本」ですからね! 今日訪れてくれた生徒さんたちが大人になっても、 2010年3月1日 タイトル : 皆さん一日に何歩歩きますか? 今朝も天日に当てて干ししいたけを作っています。 最近天気が思わしくないし明日も雨が降りそうなので、今日のうちに充分日光に当ててあげなければ。
機械干しはきれいにしかも均等に仕上がるため、どうしても見た目最重視となってしまうわけです。 しいたけブラザーズの乾燥しいたけは一般的な乾燥しいたけとは違い、まずは体のために良いことを最重視します。 ところで話は変わりますが、私の携帯電話には万歩計の機能がついています。 |