届けたいのは本物への情熱 しいたけブラザーズ

ブラザーズ日記
2010年3月31日  タイトル : 卒園式

卒園式(^^♪先日ブラザーズJr.が保育園を無事に卒園しました。

3人兄弟の末っ子で今まで長い間我が家には保育園児がいましたが、
子供が成長して行くことはありがたいことですが、これで保育園にも行くことがなくなるかと
思うと少し寂しい気もします。

何はともあれ元気一杯で無事に卒園できたことは親としてこれほど嬉しいことはありません。

思い出いっぱい!「将来なりたいこと」の欄に家のJr.だけ、「しいたけブラザーズ!」と
書いてありました。

普通は「野球選手」とか「ケーキ屋さん」とかですが、具体的に就職先が
指定されていたのは彼だけでした。なんか笑えました。

家に帰ってから「しいたけブラザーズになるの?」と本人に聞いてみたら、
「違うよ!」とワケの分からないことを言ってました。

将来なりたいこと・・・「しいたけブラザーズ!?」・・・複雑な私でした。

多分その時はそんな気分だったのでしょう・・・。

ちなみに私は昔、「将来の夢」は警察官だったと思います。

・・・「しいたけ屋」にだけはなりたくなかったのは確実です!

なのに今は「しいたけ屋」。

なぜこんな私がしいたけ屋になったのかは「農民になりたい」と言う本に載っています。

Jr.が将来何になるかは彼次第です。

自分の夢に向かって健康で頑張ってほしいと願う私でした。


2010年3月30日  タイトル : ライバル井上の清見オレンジも続いて到着しました!

ご馳走さまです!ご馳走さまです!

先日アメリカ同期生で和歌山県に住む井上君から
(私の良きライバルなのでライバル井上と呼んでいます。)
ジューシーな清見オレンジが届きました!

ついこの間のマーボーの清見オレンジに続きまたダンボールいっぱい
送ってくれました。

愛媛県産、和歌山県産と食べ比べ(*^_^*)2箱並べて愛媛県産、和歌山県産と
食べ比べられるのってすごく贅沢ですよね!

おかげさまで我が家は毎日食後に必ず清見オレンジをありがたく頂いてます!
マーボーの清見オレンジもライバル井上の清見オレンジも・・・最高です!


口いっぱいにほおばって。この幸せそうな表情を!

子供たちも清見オレンジを口いっぱいにほおばっています。見てくださいこの幸せそうな表情を!

食べたあとは・・・
食べたあとは元気よく農場を駆けずり回り遊んでいます。

昨日からまた寒くなり、ブラザーズ黒川農場では昨日雪が降りました。

今朝も氷が張って子供たちは大はしゃぎ!

真っ先に転んだJr.


野球をして真っ先に転んだJr. 泣きたいのをぐっとこらえています!

こんな窮地に写真を撮っていた私はJr.に叱られました。



お弁当もペロッと

子供たちはめいいっぱい外で遊んでお弁当もペロッと食べてしまいました。

子供は何もなくても、次から次へと自分たちでよく考えて遊びまわります。

一緒にいてとても楽しいです!

ライバル井上、いつもご馳走さま!おいしく頂いてます!




2010年3月29日  タイトル : 桜季節の春子しいたけ狩り

桜の花が八分開きに(^_^)v桜の花が八分開きくらいになりました。

徐々に白さが増してきて、「あ〜春だなぁ」と思わせてくれます。

例年だとちょうど桜の開花に伴い山の中では春子しいたけが盛んに採れます。

ところが、今年の春子しいたけは既に終盤にさしかかりました。

昨日予定していた「廣瀬ちえさんとの春子しいたけ狩りイベント」も、
今年は例年よりも春子しいたけの時期が1ヶ月も早まったためにあえなく中止となってしまいました。

今年は雨も定期的に降ったし、気温も高かったので例年よりは早く春子しいたけが採れるだろうとイベントを一週間早めたのですが・・・
まさか1ヶ月も早くなるとは予想外でした。

廣瀬ちえさんのイベントにご予約された方々、本当に申し訳ありませんでした。

にも関わらずしいたけ狩りだけでもと駆けつけてくださったことを大変嬉しく思います。

春子しいたけ狩り!
しいたけブラザーズ川辺農場では春子しいたけがいよいよ
最終時期に入ってきました。

そんなわけで、昨日も山の中での春子しいたけ狩りは大いに
盛り上がりました!

いよいよ最終時期に・・・

自然に触れて、おいしそうなしいたけを選んで自分で収穫をして、
「早く帰って早速食べたい〜!!」と言わんばかりのお客様の表情を見ていると、
何だか嬉しくなります!

普段お店で陳列棚から買い物カゴに入れる食材とは明らかに何かが違いますよね!

お客様と顔を合わせて心を交わし、現場を見ていただけることが私たちの何よりの幸せです!




「早く帰って早速食べたい〜!!」お客様と顔を合わせて心を交わして・・・ 現場を見ていただけることが私たちの何よりの幸せ!


2010年3月25日  タイトル : これぞ「肉厚中の肉厚!」


    見てくださいこのしいたけ!見てください!!

厚みが5pも\(◎o◎)
肉厚を超えた「肉厚!!」でしょ!?

下からパッと見た感じは傘が開いていますが、横から見てみると・・・、
なんと直径(肉の厚み)が5pもあります!

いくら寒暖の差をつけてもなかなかここまで肉厚にはならないのですが・・・、
このしいたけには何があったのでしょう?

自然って未知なことがまだまだいっぱいです!

夕方スタッフみんなで集まって、「すげーすげー!」と騒ぎました。
誰が食べてくれるか楽しみです(*^_^*)


この超肉厚のしいたけは今朝岐阜県可児市の「とれったひろば」に出荷しました。

誰が食べてくれるか楽しみです。

きっと超肉厚ぶりに驚いてくれると思います!





2010年3月24日  タイトル : 友達から無農薬の清見オレンジが届きました!

愛媛県の友達「マーボー」から、無農薬栽培の清見オレンジがダンボールいっぱい届きました!

愛媛県の友達「マーボー」から!マーボーは以前私がアメリカ農業研修生だった時の同期生で、
マーボーはハワイに配属されていた仲間です。
バイタリティー溢れる素敵な女性です!

女性なのに「マーボー」と呼んでいますが、マーボーはマーボーで
私のことを「ちひろちゃん」と呼んでいます。

・・・反対ですね。

お互いに帰国してもう13年ほど経ちますが、今になってもオレンジを送ってくれたり、しいたけを送ったりの仲です。

ところで2ケ月ほど前に、テレビで愛媛県のみかん農家の番組を見ました。

急傾斜で人が立っているのもやっとな場所で、老夫婦2人で一生懸命にみかんを栽培していましたが、
「こんなキツい仕事だから後継者もいないよ。自分たちの体が動くうちは頑張るけれど、・・・それで終わりだわな。」と
言っておられました。

そもそもなぜそんな急傾斜でわざわざみかんを栽培しているのか、分かりますか?

太陽の光がみかんの木全体に当たるし、水はけも良いからです。

作業性を考えるととても過酷な条件ですが、それでもその生産者は美味しいみかんを食べてほしいからと
苦労をかえりみずに頑張ってみえるのです。

もう一人、アメリカ同期生で和歌山県の「ライバル井上」も同じです。

一年間手塩にかけて危険な急傾斜で何度も脚立を登り、木の剪定などをして愛情いっぱいに育て、
やっとの思いで「収穫」を迎えているのです。

なのにSSサイズともなれば出荷しても…なんと3個で1円にもならないそうです・・・。

皆さんはこれ、どう思われますか?

私は「・・・むごい。」と思いました。

そりゃあ後継者がいないのも分かる気がしました。

私たち原木しいたけ業界も菌床(きんしょう)栽培が盛んになり始めた時代には、1年半愛情いっぱいに育て手塩にかけて、
いざ出荷されたはいいが1パック5円って時がありました。

その時言われました。

「原木って見た目悪いしね」・・・まさに「無念」でした。

だから人事ではない気がしてなりませんでした。

無農薬栽培の清見オレンジ(*^^)vマーボーが送ってくれた清見オレンジの箱の中には一通の手紙が入っていました。

「無農薬だし剪定ができないから見た目が少し悪いけれど、食べたら美味しいよ!」と。

早速有り難くいただきました。

「・・・美味しい・・・」
素材以外の味が何もないのです・・・。

それに我が家はみんなマーマレードが大好きで、食べた後のオレンジの皮もマーマレードに
しています。だから我が家にとっては「二度美味しい」のです!



・・・私は、見た目がキレイでピカピカと光輝く農薬みかんよりも、マーボーが送ってくれた黒い点や表面が少しザラザラした
この清見オレンジが大好きです!

きっと私以外にも同じことを思ってくれる人は多いと思います。

「大きさや見た目最重視」、「味や安全性は2の次」なんて思っているのは、売り手の勝手な都合でしかないと思います!

素材がもつそのままの姿を人がいただくこと以外に、いったい他に何を望むのでしょうか?

しかもいくら小さいとは言え、3個で1円とは・・・無念です。

売り場では数百円になっているのに・・・。

「農家は人任せにせず自分で売るべき!
そして余分な手間をはぶいて後継者を育て、日本の食卓により安全で美味しい食材を届けるべし!!」
これ以外の言葉が見つかりません。

だって、私が自分の家族に食べさせたいのは明らかにマーボーが送ってくれたみかんなんですから!

・・・今日は熱くなってしまいましたが、「マーボーありがとう!これからの世の中、本当に価値があるのはこのみかんです!」

これからもお互いに頑張っていこうなっ!


2010年3月23日  タイトル : 充実した「なごや食フェスタ」でした!

低気圧の影響で全国的にかなりの強風で被害も出ましたが皆さん大丈夫だったでしょうか?
名古屋もすごい風でした。

3日間に渡り名古屋吹上ホールにて行われた「なごや食フェスタ2010」が無事に終了しました。

まずはご来場くださったたくさんの方、本当にありがとうございました!

「食育」をテーマに行われたこの一大イベント。

この人だかり!すごいです!入場口を見てください!
かなり広いはずの吹上ホールなのですが、それでも会場内に一度では入りきらない
この人だかり。

なんと3日間で3万人以上の来場者があったそうです!

「食べ物や食育に関心のある方が、こんなにもたくさんいてくれるんだなぁ。」と
嬉しくなりました!

磯谷祐介さん☆廣瀬ちえさんも(^_^)v

このイベント期間中にはたくさんのお客様をはじめ、zip-FMミュージックナビゲーターの磯谷祐介さんや
マクロビを手掛ける食の仕事人、廣瀬ちえさんも遊びに来てくださいました。

また、ブラザーズのHPを引き受けてくださっているアイックスの今井さんもお母さまとお友達と一緒に訪れてくださいました。


「キッズTシャツ」を着たお客様も(^u^)さらには、しいたけブラザーズの「キッズTシャツ」を着て来てくれたお客様も!びっくりしました!
「しいたけブラザーズのJr.たちが育ってくれてるなぁ…」としみじみと感じました。

あっ!大事なお子様の将来を勝手に決めつけてスミマセン!

それにしても今回のイベントは私たちに限らず蜂蜜やみりん、手焼きせんべいなど
安全安心でしかも美味しいこだわり食材でズラリと吹上ホール内を埋め尽くしました。

来場されたお客様も、こだわりの食材を1日では見きれず、2日続けて来場された方も多く見受けられました。
そしてどのお客様も、「すごく楽しいよ!」「食べることってすごく大切だよね!」「今日出店された所の全部に
行ってみたい!」…などなど、会場内はまさに「食育ムード全開」でした!



世の中には色んな食材があり私たちもこれまで数々のイベントに参加してきましたが、
これほど作り手と消費者が密接に触れ合える内容の濃いイベントはそうはないなぁと感じたなごや食フェスタでした。

今回のイベントにあたり協賛してくださったアサヒビール様他各社様をはじめ、なごや食フェスタ実行委員会の月東様、池谷様、水野様のおかげをもちまして「なごや食フェスタ2010」は大成功となりました。

来場者が3万人を超えたとても大きなイベントでしたが、これに携わる全ての人の想いが一つになり今回のイベントは成り立ったのだと思います。

日本の自然環境や動植物の大切な「いのち」をいただいてこそ人は健康な体を維持できるのだと再認識させられるような充実した3日間でした。

「いただきます」、「ご馳走さまでした」と思いを込めて言えるよう、子供たちにも教えていきたいと感じた私でした。


2010年3月19日  タイトル : いよいよ明日から「なごや食フェスタ」です!

いよいよ「なごや食フェスタ2010」です!名古屋市近辺の方、いよいよ明日から3日間、吹上ホールにて
「なごや食フェスタ2010」が開催され、しいたけブラザーズも出店します。

食育に関する一大イベントですので食に関心のある方はぜひ足を運んでみてはいかがでしょう。

午前10時から午後5時までのイベントです。

皆様のお越しをお待ちしてます!


2010年3月18日  タイトル : 動物が動き始めました。

毎日黒川農場に通っていますが、道中を走行していると色んな標識があります。

「猿注意」「落石注意」
「猿注意」、「落石注意」。

その他にも「熊出没注意」など、都会を運転してみえる人からしたら
考えられないような田舎らしい標識でしょ?

以前知り合いが、「国道をブタが横切った!」と言っていましたが、
さすがに私もブタが横切ったのは見たことがないので、これは本当か
どうかは分かりません。

でも実際に運転しているとタヌキや野うさぎやイタチ、猿や鹿の姿は
目にすることがあります。



春になり温かくなってきたので、色んな動物が出て来ているので気を付けて運転したいと思います。

皆さんも普段の車の運転は気を付けてくださいね〜。


2010年3月17日  タイトル : しだれ梅の合図。

私の自宅に植えられている「しだれ梅」。

この時期に朝陽があたると、しだれ梅の花がとてもきれいです。

「しだれ梅」
数年前に家を建てた時に親父がプレゼントしてくれた木です。

何気なく植わっているこのしだれ梅ですが、春子のシーズンになると私にとって
欠かせない大きな目安になってくれています。

この花が咲くと、「黒川の春子がそろそろ始まるぞ〜。山を見に行ってきなさい。」
という合図になっているのです!

その指示通りに黒川の山を練り歩くと、不思議と必ず芽が大きくなり始めているのです。

「自然のタイマー」ってところでしょうか。


・・・親父はこのことを知ってプレゼントしてくれたのかなぁ・・・。
そうだとしたらすごい人だなぁ…、と勝手に想像して一人で疑問に思っています。

それにしても、自然の力ってすごいですね〜。

大昔からある自然のはずなのに、これだけ色んな分野において
技術が進歩した人間にでも叶わないことが、自然の中にはたくさんあるのだと痛感します。


2010年3月16日  タイトル : 土にかえるほだ木

夕べは降りましたね〜。

黒川の川も増水。今朝、黒川の川も増水していました。

「川」と言えば面白いのが白川町の地名。

「白川町黒川」

「白い川なのに黒い川?」

よく考えてみれば反対の意味ですね。




ちなみに、「あかいかわ」と書いて「白川町赤河(あこう)」もあります。

白川郷?黒川町白川?名古屋の黒川?

こんがらがってきました。

でも、なぜこの地名になったのかを考えだすと面白いですね!



13年ほど前に菌を植えたほだ木。 本題に戻ります。

このほだ木を見てください。

13年ほど前に菌を植えたほだ木です。

さすがに今年は芽をひとつも出していません。

力つきて完全燃焼したんですね。

長年しいたけに養分を吸い取られ、ついに自分の重みにすら耐えきれず、徐々に土に近付いて、やがては土に
かえって行きます。

そして今度は山の肥料となり、周りの木を大きくしてくれます。

このような姿を見ていると、なんだか感動します。

「本当に長い間ありがとう」という感謝の気持ちなしにはいられません。

思い起こせばこのほだ木は、実に今から30年以上も前に山で芽を出し、20年もかけて立派な原木となり、
そしてしいたけ菌を植えて更に13年もの月日を重ねて現在に至っているのです…、涙が出そうです。

こんなにも長い時間をかけて自然から栄養をもらっているのが原木しいたけなのです。

人は自然の恵みに感謝しなければいけませんね。

世の中何でも「効率最重視」になってしまっていますが、少しくらい私たちのように「自然のまま最重視」の食材が
あってもいいんじゃないですかね〜。

そう思えてなりません。


2010年3月15日  タイトル : 本、出版決定!

この度私の本を出版することが決定しました!

ディスカバー・トゥエンティーワンの千場社長お世話になるのは東京千代田区にある「ディスカヴァー・トゥエンティーワン」という出版社です。

写真の方はディスカバー・トゥエンティーワンの千場(せんば)社長です。
元気ハツラツとしてとても爽やかな社長さんです!

そして私の本を担当してくださるのは河野さん。

「のだめ」に出て来る河野さんのモデルになっている方だそうです!すごい!

どんな本になるかはお楽しみに!

今年の秋に出版予定です。


2010年3月12日  タイトル : ブラザーズ日記一周年!

祝1周年!早いものでブラザーズ日記を始めてはや1年となりました!

「伝えなきゃ伝わらない」、「伝えれば伝わる」と信じて、
地味な仕事だけど日々の思いをコツコツと日記につづって来ました。

「いいもの」を作る生産者は世の中にたくさんみえると思います。

でも、その苦労や喜び、日々の思いに至るまでの全てを伝えられている生産者は意外と少ないのではないかと思います。

「食材を通じて心を通わせられる生産者でありたい」

「おいしい」とは、決して味だけではないと思います。

私たちしいたけブラザーズが掲げる「届けたいのは本物への情熱」は、季節ごとの管理や笑える出来事など、
一年間の日記で細かく伝わったことと思います。

おかげさまで日記の定着した読者の方が増えています。

これからもずっと日記を続けて、一人でも多くの方に私たちの日常のことが伝わって行けばと思っています。

また今日から気持ちも新たにホームページはもちろん、日記も頑張っていきますので、皆さん宜しくお願いします!


2010年3月11日  タイトル : 野鳥が来る環境

空がきれいです!

変わりやすい天気ですね。

あまりに空がきれいだったので写真を撮りました。



てっぺんに野鳥・・・見えますか?


今日のテーマは「野鳥が来る環境」ですが、
左の三角屋根のてっぺんに野鳥がいるのが見えますか?

ちょっと小さ過ぎて分からないかな?

この野鳥はいつも決まった時間になると姿を表します。

毎朝ほだ木を水に浸ける時、小さな虫が表面に出てきます。

野鳥はこの虫を食べに来ているのです。
虫をくわえ飛んで行きます。

よく観察していると、・・・どこかに子供たちがいるのでしょうか?

虫をくわえてはどこかに飛んで行き、しばらくするとまた帰ってきては
虫をくわえまた飛んで行きます。

微笑ましい姿です!

毎朝「チュンチュン」と野鳥の声が聞こえるこの環境は癒やされます。



2010年3月10日  タイトル : これは面白い!

どちらから見てもなんの変哲もない普通の形のしいたけ。
普通の形のしいたけ。反対側は傘になるはず・・・
・・・ん?

・・・「どちらから見ても?」

どちらから見てもって、普通軸の方をひっくり返したら、反対側は傘になるはず・・・

両側が「軸側」なんです!な・なんと!

そう、どちらから見ても両側が「軸側」なんです!

ハウスで仕事中、しいたけを採っていた時の出来事でした。

夕べの春子しいたけ採りから、今朝も早朝からの仕事で疲れていたのでしょうか!?
一瞬「デジャヴ」かと思いました!

私の目は節穴ではなかった。

良かったです!


それにしても面白い形ですね。たま〜にこういう面白い形のしいたけが出るんですよ。
他にも二階建てみたいにしいたけの上にもう1個しいたけが出ていたりしたのも見たことがあります。

ちょっとまゆ毛を(^u^)



話は変わりますが、ちょっとまゆ毛を書いてみました。

バディーごめんね〜。








2010年3月9日  タイトル : 夜中と早朝の春子収穫・・・眠い

昨日もブラザーズ日記でお伝えしましたが、今年は春子の収穫時期に雨が多く、
なかなか良いタイミングで収穫することができません。

しいたけは開いてしまいます。
また今日も朝から雨ですもんね・・・トホホ〜。

1日収穫が遅れてタイミングを逃せば、雨が降っていようがしいたけは開いてしまいます。
決して待ってはくれないのです。

でも・・・夕べは頑張りましたよ〜!

今日また雨が降ることは分かっていたので、「ここは開かせてたまるか!今夜が勝負!」と
夕べ私とブラザーズ3男で頭にライトを装着し、真っ暗な山の中へ!

二手に分かれて夜7時から11時までただひたすらライトに映った春子しいたけを収穫しました。


無風状態でしいたけが胞子を飛ばしているのが、何と夜は肉眼で見えるんですよ!
・・・そこはとても神秘的な世界です。いつもこればっかりは感動せずにはいられません。

よく、「夜中に山の中なんて怖くないの?」と聞かれますが、私はきっと「しいたけバカ」なんでしょうね。
・・・全然怖くないです!

しょっちゅう頭にライトを装着し、一人きりで夜中に山の中に入っていく私はおかしいでしょうか?
・・・おかしいですね・・・

しいたけのおかげで生活をさせてもらいしいたけが採れた時にはまた嬉しい!

でも、しいたけに振り回されても全然イヤじゃないです。

私たちはしいたけのおかげで生活させてもらっているし、
人間が先回りして立派なしいたけが採れた時にはまた嬉しいの何のって!

…で、今朝は6時半から再び山に入って、何とか雨本降り直前に一通り春子しいたけを収穫することができました!

はぁ〜良かった。

半分は土みたいにボソボソに・・・
この古いほだ木を見てください!


樹皮の周りにはコケが生え、ほだ木は随分と養分をしいたけに変えて半分は土みたいに
ボソボソになっています。


・・・なのに、最後の力を振り絞ってしいたけを大きくし、子孫を繁栄しようとして胞子を
飛ばそうとしているのです。

しいたけも必死になって生きようとしているんですね!



必死になって生きようとしているんですね! やれやれとホッとしたせいか今、凄い勢いで睡魔が襲ってきています…。

まだ眠るわけにはいきません。
1日の仕事はこれから始まるのですから!

今から力仕事です。

これだから原木しいたけの生産者はどんどん少なくなってしまうんですよね〜。

でも、・・・「これだから楽しいんです!!」

しいたけブラザーズは決して妥協しませんよ!

やってやります!
やりきってやります!!


2010年3月8日  タイトル : 春子の発生状況

皆さんお待たせしました!今年も春子の季節がやってきました!

春子の季節がやってきました!今年は定期的に雨が降り、安定した収量が見込まれると思います。

しかし雨の中収穫する訳にもいかず、
なかなか良いタイミングで春子を収穫できません。

・・・また明日から雨だしなぁ・・・、1日降って2日晴れれば最高なのに。
と、勝手な理想文句を言っている「しいたけブラザーズ」です。

まさに自然任せ。

春子の特徴はまさに自然任せ。

これが歯がゆいところでもあり、良いところでもあります。



おかげさまで春子のお知らせをした途端、多くのお客様から「待ってました!」とご連絡をいただき、
「あ〜、自然の恵みを心待ちにしてくださる方がたくさんいて嬉しいなぁ・・・」とつくづく感じています。

世の中には様々な食材がありますが、やっぱり四季が感じられる季節のものっていいですよね!

私たちの生活もこれから益々と「しいたけ最優先」になりますが、覚悟済みです!

心よりお待ちしています!
天候には左右されますが、
春子しいたけ狩りの予約も随時受け付けていますので
皆さんお誘い合わせの上、ぜひお越しください!

しいたけブラザーズ一同心よりお待ちしています。



2010年3月5日  タイトル : パンフレットが新しくなりました!

左側が従来 右側が新しいパンフレット!


しいたけブラザーズのパンフレットが新しくなりました!

左側が従来のもので右側が新しいパンフレットです。





地図も新しく文字も大きく(^_^)v今回パンフレットを新しくしたのは、昨年国道41号のバイパスが開通したのに、地図は変わらずそのままだったからです。

全体的に文字から大きくしましたのでとても見やすくなりましたよ!

もちろん中身も一掃しました。
でも中身は・・・全部見せてしまうと何だかもったいない気がするので、お楽しみということでご了承ください!

先日もお話したと思いますが、このパンフレットは私たちしいたけブラザーズのHPを一挙に引き受けて下さっている
愛知県春日井市の株式会社アイックスさんにお手伝い頂いて作成しました。
アイックスさんとは既に長いお付き合いなので今回のパンフレット作成においてもスムーズに完成させることができました。
本当にありがとうございました!

やっと出来上がったパンフレットです。何だか特別な思い入れがあります。・・・この気持ち、分かっていただけますか?

普段プライベートで出かけた時など、いつも何気に手にするパンフレットですが、
自分たちもこうしてパンフレットを作ってみると皆さんそれぞれに色んなことを考えて考えて
一つのパンフレットを完成させているんだなぁ・・・とつくづく思う今日この頃です。

どんな小さなものにも、ちゃんと理由があり過程があり、意味あって作られているのですね。

そういった訳で、少しでも沢山の方に見て頂けるといいです!


2010年3月4日  タイトル : 加工班も頑張ってます!

お助けマンのゆうこさん。
しいたけの佃煮やからし漬けなどを作るためにしいたけの軸を一つ一つ手作業で
切ってくれているのは ブラザーズのお助けマンのゆうこさん。

親父の代(ふじ椎茸園のころ)から当園を支えてくれている私たちにとって
欠かせない頼れるベテランです。

その慣れた手際の良さはピカイチで(ヘタな機械よりも正確で早いかも…)
何よりしいたけブラザーズのムードメーカーです。

いつも周りに明るい雰囲気をもたらしてくれるのがゆうこさん。

いつもありがとうございます!


ホカホカのしいたけまん☆

変わって隣の加工室ではホカホカのしいたけまんを作っています。

いつもしいたけのいい香りが漂う場所で、お腹が空くとなにげに加工室に顔を出したくなるような場所です。

しいたけブラザーズでは植菌班、川辺生産班、黒川生産班、選別出荷班、事務班、加工班とみんなが力を合わせて毎日コツコツと頑張っています。

ここで働くすべてのスタッフそれぞれの力があってこそ、しいたけブラザーズは成り立っているのです。

スタッフ全員に感謝です!


2010年3月3日  タイトル : 春子採れ始めました!

皆さんお待たせしました!

しいたけブラザーズ川辺農場の春子しいたけが少しずつ採れ始めました!

春子(はるこ)しいたけとはその名のとおり、春に山の中で採れるしいたけのことでいわゆる露地のしいたけです。

まだポツポツとですが山の中で採れ始め、後に続く春子しいたけも確実に大きくなってきています。

これはブラザーズ黒川農場の春子もチェックしなきゃと標高450メートルと800メートルの山へと車を走らせました。

ここでビックリ。

まだ雪が!?恐るべし高冷地・・・

何と道路脇にまだ雪が残っているではないですか!? …恐るべし高冷地です。

それにしてもきれいに並んでいる春子しいたけのほだ木。私はこの場所に来るといつも癒やされます。

よく見てみると・・・ここではやっと芽が樹皮を押し上げて。よく見てみると・・・



よく見てみると、川辺農場ではもう春子しいたけが採れ始めたというのに、ここではやっと芽が樹皮を押し上げてきたところ…
まだまだ収穫までには時間がかかりそうです。



このやたらと太いほだ木を見てください。 

太いほだ木。このほだ木は今から10年も前に私と兄貴、親父の3人で実家の裏山で切り出した
非常に懐かしい思い出深い木です。

1本70s以上もあるとてつもなく重い木で、近場の裏山とはいえ農場までこんなに太い木を
何百本も運んで来るのにかなり苦戦したことは今でも忘れられません。

こんなに太い木を何百本も!


大変でした!






樹皮もめくれ・・・樹皮もめくれ、他のキノコもついているので多分今年は
春子しいたけは出ないだろうと思いますが、捨てられない心境です。

今まで約10年間、よく頑張ってくれました。大感謝しています。

養分を使い果たし老木となったこれらのほだ木は、いずれ土に帰って
今度は肥料となり、周りの木の栄養になってくれれば幸いです。

ぜひご堪能ください!


そんな訳でブラザーズ川辺農場の春子が採れ始めましたので、期間限定今しか味わうことのできない春子しいたけを ぜひご堪能ください!




2010年3月2日  タイトル : 小学生体験模様

毎年しいたけブラザーズで行われている地元小学生の体験授業。

地元小学生の体験授業。素晴らしいことだと思いませんか?

今年もしいたけブラザーズの父が生徒さんたちとたわむれての体験学習が行われました。

「教室ではなく自らが体験して感じる」ことを教える先生方。

とても素晴らしいことだと思いませんか?

楽しみにしていた日です(*^^)v生徒それぞれにあてがわれたしいたけの原木。

原木に菌を植え付けるところから始め、
しいたけを収穫できるようになるまで観察し、
今日はいよいよ親子で収穫して炭で焼いて食べる
楽しみにしていた日です!

心配された天気も見事に快晴で、親父がいちばんホッとしていました。

お父さんもお母さんも生徒さんたちも、みんないい顔をしていました。

何か違った「喜び」は得られたかな・・・(*^_^*)しいたけが嫌いだった子も自分の名前が書いてある原木を一生懸命になって観察し、そこからニョキニョキッと顔を出したしいたけを見て、感じて食べる。

必ずしもこれでしいたけが好きになるとは限りませんが、
少なくともこれまでとは何か違った「喜び」は得られたものと思います。

「たべものって、こうしてできるんだ…。」と感じてくれただけでも、
この体験学習には大きな意味があると思います。

何と言っても、「食べること」は私たち人間の「基本」ですからね!

今日訪れてくれた生徒さんたちが大人になっても、
今日という日のことが記憶のどこかにでも残っていてくれたとしたら嬉しいです。


2010年3月1日  タイトル : 皆さん一日に何歩歩きますか?

今朝も天日に当てて干ししいたけを作っています。
最近天気が思わしくないし明日も雨が降りそうなので、今日のうちに充分日光に当ててあげなければ。

日光に当ててあげなければ!
乾燥しいたけはビタミンDを多く含むと言われていますが、
一般的な機械干しのみの乾燥しいたけには残念ながらビタミンDは
ほとんど含まれていません。

ビタミンDは直射日光や紫外線に当てることにより生まれる成分で、
温風乾燥だけでは日光や紫外線は一切当たりません。


機械干しはきれいにしかも均等に仕上がるため、どうしても見た目最重視となってしまうわけです。

しいたけブラザーズの乾燥しいたけは一般的な乾燥しいたけとは違い、まずは体のために良いことを最重視します。
よって一日天日に当ててビタミンDを増やし、最後に芯の部分の水分を抜くために仕上げとして乾燥機を使用しているのです。

見た目や色は一般的な乾燥しいたけと比べると正直劣りますが、
「香りもすごくいいし、味もいい。この干ししいたけじゃなきゃ私はダメなの!」と言って頂ける
お客様が多いのはありがたいことです。

私たちはこうしたお客様のために普段から心を込めて原木しいたけを栽培しているのです。

ところで話は変わりますが、私の携帯電話には万歩計の機能がついています。

普段だと一日約23000歩くらいで、セカセカしている日は約35000歩くらいになることもあります。
万歩計を使用してみえる方は一日にどのくらい歩いているのかな?と近頃気になっている最近の私です。



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