届けたいのは本物への情熱 しいたけブラザーズ

ブラザーズ日記
2012年1月31日   タイトル : 『安定生産』って難しい!でも、強い味方が!!

先日の日記で、『ブラザーズ黒川農場で、1月に雨とは珍しい』とお伝えしました。

随分と温かかったんですねぇ。

本当は今時期に収穫したかったしいたけが、…思うように採れません。

それもそのはず。

あの雨により気温と湿度が高かったために芽が揃ってしまい、いっぺんに収穫を迎えてしまったのです!

あの頃は必要以上のしいたけが採れました。

でも前倒しになってしまった分、今少なくて困っています。

…あ〜っ、安定生産って難しいなぁ〜!

自然が相手。

人間の思い通りにはいかないものです。

分かってはいても…ちょっと悔しい私。


ところがここで頼りになるのがブラザーズ川辺農場。

ブラザーズ川辺農場。
標高差のついた2ヶ所に農場を分散することにより、こうしたリスクも
一緒に分散できるのです。

今朝ブラザーズ中島君に、「こっちの発生具合はどう?」と訪ねると、
「こちらは順調です、大丈夫ですよ。」と答えてくれてホッとしました。


今度ブラザーズ川辺農場のしいたけが少なくなった時には、黒川農場がフォローしてやるぞ〜。

こうして支え合い、頑張っています!


2012年1月30日   タイトル : 採り忘れ。


採り忘れたしいたけです。

採り忘れたしいたけ。食べ頃の『8部開き』を通り越し、開きたいだけ開き切ってしまいました。

もうグニャグニャでしいたけか何か分からない状態です。

気づいてあげられなくてごめんね〜!って申し訳ない思いです。

採り忘れないように気をつけます。




2012年1月26日   タイトル : しいたけも私も、自身との戦い。

原木しいたけ栽培はコンクリートの壁に原木を打ちつけたり冷たい水に沈めたりして刺激を与えることにより、
危機を察したしいたけ菌は子孫を繁栄しようと芽を出します。 

大切なのはその後です。

ギリギリまでの暑さ、寒さ、湿度も高低をつけて、その芽にわざと『ストレス』を与えます。

過酷な環境を乗り越えて・・・過酷な環境を乗り越えたものが、立派な肉厚のしいたけになれるのです。

自身の力ではなく、豊富な養分のおかげで短期間に大きくなっただけのしいたけは、焼くと見る見る小さくしぼんでしまいます。

どんなものでもそうでしょうが、見た目は同じように見えても、『本物』は必ず『何かが』違います。


そして、誰にでも簡単にはできない。

本物を育て上げるには、計り知れない努力と失敗、試行錯誤を繰り返した果てに完成されるものだと私は思っています。

私、毎日が自分自身との戦いです。

でもこのしいたけは…実においしそう。



2012年1月25日   タイトル : 降りましたねぇ、雪。

いやぁ〜降りましたねぇ、雪。

先週のしいたけブラザーズ黒川農場はこの時期珍しい雨でしたが、昨日の夕方にいきなり雪が降り始め、
あっという間に辺りが一面真っ白になりました。

やっぱりこうでなくちゃ冬らしくないです。

でも、ブラザーズ川辺農場に戻ったら雪どころか晴れていました。

標高差がつくとこうも違うんですね。



車の運転だけは気をつけないといけません。この時期、車の運転だけは気をつけないといけません。

私は色んなタイプの車をしいたけの仕事で運転しています。

軽トラックや軽バン、乗用車に2tトラック、4tトラック、四輪駆動車など。

メーカーもトヨタ、いすず、マツダにスズキ、スバルなど。

車種やメーカーが違えば特徴も違う。

オートマ車かミッション車か。

また、同じトラックでも、荷物を積んでいる時と空荷の時とでは全く違うし、その車がFF車(前輪駆動)なのか
FR車(後輪駆動)なのか。

はたまた小さな車と大きな車とではホイールベースの長さも当然違ってくるのでハンドルをきるタイミングも
微妙に変わってきます。

『車』と一言で言っても、全く別と考えたほうが良いでしょうね。

特に雪道を安全に運転するには、こうしたそれぞれの車の長所や弱点などの特徴を熟知していないと
大事故に繋がってしまう危険性もあります。

ズバリ、『雪をナメてはいけない!』のです。

皆さんも気をつけてくださいね。


2012年1月24日   タイトル : 『当たり前』が幸せです。

毎日仕事に明け暮れていると、家の中のことがついカミさんに任せっきりになってしまいます。

毎日温かくて美味しいご飯を食べられることや、いつも当たり前のように洗濯物がたたんで置いてあること、
またどの部屋もキレイに掃除してあって気持ちいいことなどなど。

普段当たり前と感じてしまいがちですが、実際はどれだけ大変なことか。

世のお父さん方、奥さんには感謝しましょうね。

子供たちも毎日元気いっぱいです。 私たちが毎日仕事に打ち込むことができるのは、
こうした日常(生活の基礎)があってこそです。

子供たちも毎日元気いっぱいです。

笑ったり怒ったり泣いたり。


そしてまた笑ったり。

『当たり前』ほど幸せなことはありませんね。


2012年1月23日   タイトル : この時期雨です。

  1月のいちばん寒い時期に、雨です。

雨です。 暖かいのか寒いのか、よく分かりませんね。

しいたけの発生も難しいです。

しいたけの発生も難しい・・・


  毎日の天候に合わせたハウスの管理、頑張ります!



2012年1月20日   タイトル : オヒサシブリデスゥ。


  …ミナサーン。

オヒサシブリデスゥ。  …ソウ。

  …ワタクシ。

  …バディーデスケド。

  …ドーモサムイノハニガテ。

 

  ソレデハヨイシュウマツヲ〜。




2012年1月19日   タイトル : 山男。


まずは、ハウスのメインポンプが直りました!

バラバラに分解してみたら、水を汲み上げる肝心な場所に砂利などのゴミが詰まっていました。

苦労してバラバラにしたのは良いけれど、今度は元の状態に戻せるかいきなり不安になりましたが…。

なんとか復元できてホッとしています。


チェーンソー
今日は山男しています。

倒れた松の枯れ木をチェーンソーで玉切りし、チェーンクサビを打って、あとはひたすら引っ張り出しています。




倒れた松の枯れ木たち

しいたけ原木を並べるのに邪魔にならない場所までジャラジャラとチェーンの音を山中に響かせながら作業をしている姿は、なんだか『北斗の拳』のワンシーンみたいです。



なんたって『人力』



なんたって『人力』ですから。

でも、一本ずつ片付いていくと森がキレイになっていくのが分かります。

『山男』は『人力』で頑張ってますよ〜!






2012年1月18日   タイトル : 山の手入れ

松食い虫の被害はすでに全国的な問題ですね。

倒れかかった松の木は大変危険です!
こちら岐阜県でも松は次々に松食い虫にやられて枯れてしまっています。

こうして倒れかかった松の木をそのままにしておくと大変危険です。

チェーンソーで切り倒して整備してあげないと。


枝打ちや間伐などの手入れをきちんとしてあげることにより、森は守られていくのです。

原木しいたけ栽培は『農林業』なんですねぇ。

山に携わり、森に携わり、自然と共に生活していきたいです。



2012年1月17日   タイトル : 今日はポンプの修理です!

ポンプを分解して修理

次から次へとトラブルが続きます。


今日は5馬力の大型ポンプ(ハウスのメインポンプ)の水が出ないことに気がつき、
早速分解して修理に取りかかっています。


今日中に直さないとしいたけの原木たちに水を与えることができません。



頑張って直します!






2012年1月16日   タイトル : ハウス屋根の掃除。

しいたけブラザーズ川辺農場のしいたけハウス。

私たちが子供の頃からずっと使い続けている年期の入ったスレート屋根のハウスです。

長年の月日の経過で明かり取りの半透明の屋根もくすんでしまっています。

この冬、くすみのひどい箇所の屋根を張り替え、もう少し使えそうな箇所は高圧洗浄機でキレイに掃除しました。


屋根に上っているのはブラザーズ三男。屋根に上っているのはブラザーズ三男。

見渡す限り掃除していかなければなりません。

スレート屋根は割れやすいので細心の注意が必要です。

慎重に慎重に。


こうして屋根の下のハウスは明るさを取り戻しました。

明るくするとしいたけの軸は短くなるんですよ〜、面白いでしょう?

古くなった物でも最後の最後まで大切に使う。

大事なことですよね。

そして再びこのハウスの中で一生懸命しいたけを育てる。

 

今週も頑張るぞ〜!




2012年1月13日   タイトル : 暖房大改造!


今回は配管を大改造!
連日寒さの厳しいこと!

『スーパー寒波』到来中です。

午前9時にバケツにくんだ水が、お昼には表面が凍ってしまっています。

当然この時期しいたけハウスの中は暖房が欠かせません。

元々暖房設備は自分で作りましたが、今回は配管を大改造しました。




ぶっちゃけ『何でも屋』です(^o^)
レールの真下は地面に穴を掘り管を埋め込み設置し、管を切断したりゴムのジョイントで繋いだり、バルブを取り付けて回路を切り替えられるようにしたり。

2日間かかって大改造しました。

『農業』と一言で言っても、ぶっちゃけ『何でも屋』です。

スレート屋根を張り替えたり鉄枠コンテナの溶接をしたり、暖房などの配管をしたり。

自分たちでできることは全て自分たちでトライしなければ!


素人ながらにも、これがまた楽しみでもあるのです。



ハウスをあちこち走り回りながら・・・
可愛いしいたけたちのことを思うと、親心のように一生懸命頑張れました。

配管完了後の今は、温水暖房機の湯温を確認しながらテスト運転し、ハウスをあちこち走り回りながら「お〜いいじゃん!」と一人でニヤついています。

これでまたさらに肉厚のしいたけが育てられるかと思うとワクワクします!

気候や毎日の天候に合わせてハウスの明るさやプラマイ1℃の温度を調整する技術、湿度をコントロールする技術。



プロとしての感性と直感、行動。
プロとしての感性と直感、行動。

1mm肉厚に育てる苦労は、並大抵ではありません。



私たちは、こうして毎日謙虚に作物と向き合い日々葛藤しているのです。

これが『 made in しいたけブラザーズ 』の原木しいたけです。





2012年1月12日   タイトル : 岐阜県の地形を生かして。

雪景色に大興奮!
「雪やこんこんあられやこんこん」の唄の中に、「犬は喜び庭駆け回り」とありますが、これは本当です。

ブラザーズ黒川農場の山の中、トナーは産まれて初めての雪景色に大興奮!

まさしく歌詞の通り駆け回っていました。


トナーにとっては産まれて初めての雪景色☆



ところが自宅(ブラザーズ川辺農場近辺)に戻るととっくに雪が溶けていて、
同じ岐阜県加茂郡とは思えない景色の違いです。

標高の差を言い換えれば「気温の差」でもあります。





2人でおじいちゃんに熱い視線を注いでいます。 自宅横の畑ではおじいちゃん(義父)が畑仕事をしています。

トナーはおじいちゃんも大好きで、ウッドデッキからずっと見つめています。

そのうちバディーも駆け付けて来て、2人でおじいちゃんに熱い視線を注いでいます。

ただならぬ視線を感じるおじいちゃんは照れくさいのか、いつも「おい、あっち行け!」と言っています。

でも荒い口調でも、なんだかんだと可愛がってくれます。

『岐阜県加茂郡の地形の特徴を生かした原木しいたけ栽培』です。




2012年1月11日   タイトル : チップトップ関さん。


東京赤坂の会社、チップトップ。
東京赤坂の会社、チップトップ。

以前お世話になったテレビ、『いただきマッスル』や『満天☆青空レストラン』の取材で二度に渡りにチップトップさんとのご縁がありました。



関さんとはプライベートでの仲に☆

以後チップトップの社長、関さんがとはお互いのTシャツを交換したり、プライベートでハーレーで岐阜に寄ってくださったほどの仲になりました。

そしてまた今回、『東北災害復興支援』のオリジナルTシャツを贈ってくださいました。

ひょんなきっかけが元になり、関さんと知り合えたことがとても光栄です。




いつもありがとうございます。


家の子供たちも関さんが大好きです。

関さん、いつもありがとうございます。

Tシャツも大切に着させていただきます!







2012年1月10日   タイトル : 縁起もの!

連日寒い日が続きますが皆さん風邪など引いていませんか?

ブラザーズ黒川農場の最低気温は-7℃程です。

寒さに耐えながら逞しく生長
この寒さの中たった一枚のビニールで隔てられたハウスの中で、原木しいたけたちは毎日ほんの少しずつ寒さに耐えながら逞しく生長しています。

一方晴天となると日中はぐんぐん気温が上がり、20℃程になります。

この寒暖の差で更に肉厚のしいたけに育つのです。



『二段しいたけ』
そんな中、『二段しいたけ』を見つけました!

しいたけからしいたけが!

二段しいたけを見つけたのはこれが2回目です。




彼らの生長を見届けることが楽しいです!
縁起ものだなぁ〜。

毎日毎日ハウスを見回りしながら彼らの生長を見届けることが楽しいです。






2012年1月5日   タイトル : 新年明けましておめでとうございます!


皆さん、新年明けましておめでとうございます!

皆さま宜しくお願いします!
昨年は東日本大震災をはじめ原発事故など、私たち人類の生活を根本的に脅かす恐ろしい出来事が続きました。

地球上の全ての動植物がいつまでも平和であり、それが常にあたりまえである世の中を作って行くことが、私たち人類の責任ではないでしょうか。

私たちは原木しいたけ栽培を通じて次の世代に大切なことを残し、伝えていきたいと思います。



今年もブラザーズスタッフ一同頑張りますので皆さま宜しくお願いします!






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