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![]() 2012年2月29日 タイトル : 中日農業賞授賞式。
私たちは森の木(原木)をしいたけに替えることで森は守られ再生し、さらにその恵みをおいしくいただける。 これが循環型農業だと信じて来ました。
2012年2月28日 タイトル : 中日農業賞授賞式。
2012年2月27日 タイトル : 何かに反応してます!
今日も護衛犬トナーと山仕事です。 山に到着しトラックを降りるなり、トナーが何かに反応しました!
私も「何だろ?」と思い、トナーが見つめている方向に目をやると。 ん?…何か音がします。 「コンコンコンコン…コンコンコンコン。」 分かりました、『キツツキ』です! 写真ではうまく写せませんが、確かにキツツキが木をつついています。 皆さんはキツツキが実際に木をつついているところをご覧になったことがありますか? とてものどかな光景ですよ。 「トナー、あれはキツツキだぞ〜。」と言うと、「?」と首をかしげていました。
いつまでもキツツキや色んな動物が生息できる森を守っていきたいです。 トナー、今日もありがとう。
2012年2月23日 タイトル : 沢山の激励のお声、ありがとうございます!
皆さんありがとうございます。
よって品評会や何らかでの受賞を目指している訳もなく、今回の受賞も期待すらしていませんでした。 しかし受賞を機にたくさんの方々から激励をいただき、やっと受賞の重みを実感しつつあるところです。
原木しいたけ栽培は毎日コツコツの積み重ね。 次の世代に大切なものを守り残していくまで、ひたむきに取り組んでいきたいと思います。 皆さん、本当にありがとうございました!
2012年2月22日 タイトル : 第71回中日農業賞、受賞しました。 第71回中日農業賞の発表があり、この度私たちしいたけブラザーズが優秀賞をいただきました。
皆さん、ありがとうございました。
2012年2月21日 タイトル : 山男による山の手入れ。
一昨日のブラザーズ黒川農場はマイナス12℃でした。 かーっ、寒 !
去年古くなったしいたけ原木を片づけた場所の山の手入れのためです。 1年だけガラリとスペースが空くこのタイミングでしか手入れができません。 枯れて倒れた松の木や、密集して植えられている桧(ひのき)から細い木を間伐しています。 するとそこには新たな光が差し込み、残った桧はまた天に向かって太く真っ直ぐに生長します。 辺り一面桧の森の中では春の到来を待ちわびている春子しいたけ原木が所狭しと並んでいます。
足元が冷えます。
イノシシかタヌキかキツネか猿か、はたまたヘボかマムシかクマか。 私たち人間には分かり得ないことも優れた嗅覚を持つ彼には分かるんでしょう。
私も春の到来が楽しみです! 2012年2月20日 タイトル : 九州、鳥取、岡山県からの視察。 先週、アメリカ同期生の石原(石原果樹園)が岡山県から視察に来てくれました。
皆さんはそれぞれに農業を営む期待の若手農業者で、ぶどうなどの果樹園や、いちごや野菜、そして原木しいたけを栽培してみえます。
その後はブラザーズ黒川農場に移動しハウスを見ていただき、春子しいたけ用の原木がズラリと並んだ標高の高い山へとご案内させていただきました。 『しいたけブラザーズフルコース』の視察となりました。 育てている品目は様々ですが、皆さん揃って農業に情熱をお持ちでお互いに話し込んでしまい、この日のうちに少なくとも岡山県に帰らなければいけないのに、気がつけば辺りは真っ暗! あっという間の1日でした。
これからの日本の農業を背負うのは、私たち若い世代。 日本国民の食の安全、安心は、私たちに託されているのです。
こちらこそ逆に皆さんからたくさん刺激を受け勉強させていただき、さらなる元気と力をもらいました。 皆さん、遠い中足を運んでいただきありがとうございました!
石原果樹園のホームページ(同じくリンク集から)もぜひご覧ください! 日本の農業はまだまだ捨てたものではありません! 2012年2月17日 タイトル : 私がやらずに誰がやる。 冬は原木しいたけ栽培第一歩、始まりの季節。 今年も『原木』がやって来ました。 これから菌を植えます。
この時期を迎えるにあたり、今年はこれまでとは違う複雑な気持ちでいます。 このトラックは長野県からやって来ました。
その後は順次長野県と地元岐阜県から原木が入ってきます。 長野県で放射線量の検査結果が『未検出』の山の原木を仕入れていますし、昨年仕入れた原木から生やした私たちの原木しいたけ自体も、暫定基準値を上回るような数値などみじんもなく、ひとまずはホッとしています。
それもそのはず。 昨年原発事故が起き、大量の放射性物質が無差別に撒き散らされたからです。 その理由東北地方が原木の大産地だったからです。 あの原発事故以来、日本の自然や森を守る原木しいたけ栽培つまり、『循環型農業のサイクル』は、完全に狂ってしまいました。 定期的に人が山に入り、手入れをしてこそ初めて森は守られます。 当然のことながらまずは近隣住民の身近な生活に直接関わることが最優先され、山どころではないのが現状です。 あくまでも東北地方全域の話ではありませんが、放射線量が高い場所があることは事実で皆さんもご存知の通りです。
東北全ての地域ではない。 風向きなどほんの少しのことで、辺りの放射線量は全く違ってくる。 しかし絶対という確信はないし、私たちのような個々の農家が膨大な費用をかけて1本ずつ放射線量を計測するなんてことには限界がある。 でも、これまでの間ずっと私たちのために東北地方から原木を運んで来てくれたトラックの運転手さんの顔も思い出す。 彼等は何も悪くないのに…。 最優先させるべきは何と言っても食べる人の安全。 結論『東北地方からの原木は入れない。』と決断せざるを得ませんでした。 当然です。 それは分かっています。 しかしこれまでずっと『人と人』として関わり築いてきた関係や繋がりのことを考えると、実に心が痛みました。 とある東北地方の原木しいたけ生産者は今でも生産を続けています。 食べるためではありません。 『損害賠償のためのデータ収集』のためです。 『計っては捨てる』の繰り返し。 「森を守ろう!」 「いいものを作って喜んでもらおう!」 もうそんなかつての『原木しいたけ職人』の魂を持った目ではありません。 なんとも無念です。
しかし、その電力を毎日当たり前のように利用しているのは、『私たち自身』であることを決して忘れてはなりません。 結局この事態は、『人類が自身で選択してきた道』なのです。 より快適な生活、より便利な生活を追求してきた『つけ』がこうして回ってきたのではないでしょうか? 私たち人類は、地球上に生きる全ての動、植物の生態系のバランスを無視し、技術の発展と共に本来自然界には存在し得ない物質までをも作り出してきた。 これでは自然との『共生』、『共存』とはとても言い難いでしょう。 第一次産業すなわち、『衣、食、住』。 着ること、食べること、住むこと。 この3つがいかに幸せなことか。 そして今、『食』自体が脅かされています。 実際に被災された方々は大切な家族や友人、そして住む家までも奪われてしまいました。 心よりお悔やみ申し上げます。 しかし、だからこそ『当たり前のことが何より幸せ』だと痛感されたのだと思います。 私たち原木しいたけ職人も、畑となる東北地方の原木を失い、これまでの『当たり前』を失ってしまいました。 増加する世界人口。 人類の『食糧危機』は目前。 餓死するわけにはいかないのでなりふり構わず『大量生産』、そしていずれはTPP。 きっとそうなるでしょう。 こうなるとテーブルの上はもう食材ではなく、『人工食』です。 いちばん大切なことが失われます。 そこに『心』がないからです。
私たち人間は土を耕し種をまき、収穫の喜びを肌で感じ、そしてその命をいただくことに感謝する。
しかし殆どの人に自給自足は不可能だから、私たちは『心のある食材を届けたい!』と原木しいたけと向き合い、日々努力してきたのです。 次の世代に何が大切かを伝え、残してあげられるのか。
私たちしいたけブラザーズは、決して諦めません。 『使命感』に燃えています! 皆さん、原点に戻り、本当にあるべき未来を一緒に考ましょう。 2012年2月15日 タイトル : 九州、岡山県から視察です。
リンク集にもある『石原果樹園』の石原(アメリカ同期生)が仲間を連れてやって来ます。 私たちが行っていることを情熱を持って伝えることができれば幸いです。 楽しみです! 2012年2月13日 タイトル : 充実した週末。 ![]() 晴れたり曇ったり、雨だったり雪だったり。 体調を管理するのが難しいですね。 皆さん今週もお元気でしょうか? 氷柱(ツララ)がビッシリ並んで、ブラザーズ黒川農場は今日も寒いです!
先週末はカラッと晴れて、気持ち良かったですね〜。 朝の内に私は車やハーレーを洗っていました。 妻はいつものように掃除や洗濯。 ご苦労さま。
ポカポカと太陽の光に照らされて、お二方はなんとも気持ち良さそうでした。 ロットワイラーのトナーは先日生後10ヶ月を迎えました。 8ヶ月で40キロを超えたトナー。 最近やっと成長が落ち着いて来て、現在は43キロほどです。
でも、今この時点でトナーはもう迫力満点です。 まるで娘の横にクマがいるようです。 犬というよりは『クマ』です。 初代ロットワイラーのブーバは、成犬時(5才)で43キロでした。 トナーはなんと言ってもまだ『0才』、10ヶ月ですからね。
既にブーバに並んだトナー。 将来が楽しみです! 一方5才になるバディーは動物病院の先生から、 ダイエットさせなければ! なのに本人はというと、…このダラケよう。
日中は亡くなった大おばあちゃん(妻方)の三回忌の法事でした。 直木賞作家、池井戸潤さんとも久し振りにお会いしました。 家の子供たちも大おばあちゃんにはずいぶんと可愛がってもらったので記憶に新しく、みんなで手を合わせて お寺はずいぶんと寒かったですが、これも修行です。 ストーブが置いてありましたが、「暑いからおじいちゃん席変わって〜!」とブラザーズJr.が言っているのを聞いて、 その後お墓に移動し、更に寒さは増しました。 家に帰って夜、子供たちがお風呂に入る時に発覚したのですが、トレーナーを脱いだブラザーズJr.はなんと… 妻と顔を合わせ、『おいおい!!』でした! そして今朝もケロッと何食わぬ顔をして元気に学校に行きました。 恐るべしJr.。
長くなりましたが、今週も立派なしいたけをつくるぞ〜! 2012年2月9日 タイトル : 続・・・飴とムチ。 昨日のブラザーズ日記の続きですが、このしいたけたちを見てください!
まるで『きのこの山』です。 過酷な試練に耐え抜いたしいたけたちは、いかにも逞しい姿をしているではありませんか! 『栄養剤』の養分でなくとも、原木しいたけは『木の養分だけ』でこんなにも立派に生長する 自力で。 これが本物の『木の子』です。
どれだけ時間がかかっても、真面目にひたむきに、真剣に。
休養や発生で『飴とムチ』の環境を作ってあげること。 これも立派な愛情なんです! 本当に子育てと似ています!
2012年2月8日 タイトル : 飴とムチ。 原木しいたけ栽培は『飴とムチ』。
極限のストレスを与えることで、過酷な試練に耐え抜いたしいたけたちは立派に生長し、そして肉厚になります。 ご苦労様でした!
「お疲れ様。」という気持ちを込めて、今度は温めたハウスで40日ほど休ませてあげます。 これを『休養』と言います。 休養に適した温度は25℃。
こうすると小さな『小部屋』ができます。 面積の広いハウスごと温めたいところですが、手間がかかってもこの時期は仕方ありません。
原木しいたけ栽培は『飴とムチ』。 子育てと同じです。 2012年2月6日 タイトル : 親子三代で山歩き。
皆さんお元気ですか? 先週はかなり冷え込みましたが今日は雨です。
今まで一度も足を踏み入れたことがなかったので将来のことを思い、初めて義父に山を案内してもらいました。 実はこの日の数日前、ブラザーズJr.が突然こんなことを私に言いました。 Jr.:「ねぇねぇ、おじいちゃんに山もらったわ〜、いいでしょう!」 私:『はっ?何それ?お父さん何も聞いてないけど。』 Jr.:「お父さんには絶対あげないからね!」 私:『いやいや、ふつうおじいちゃんの次はお父さんじゃないの?』 Jr.:「だって僕にくれるっておじいちゃん言ったもん!」
どうも腑に落ちない私は妻に、『どういうこと?』と冗談ながらに問いただすと妻は「 ……。 」 無言です。 すると食事をしながらこれまでの会話をずっと聞いていた次女が静かに一言。 『血がつながってないからやて。』 …グサッと来ました。 …確かによくよく考えてみると、私とおじいちゃんは直接血が繋がっていない。
一本とられました。 それにしても、小学生ともなると、もうこんなことまで分かるんですね〜! ビックリしました!
今週も頑張ろう! 2012年2月3日 タイトル : あり得ん! 寒い。 とにかく、寒い。
温かい飲み物をと、建物の中にあるポットへ向かった私。 「 ん? 」 コンセントが外れていました。
気を改めて水を入れようとポットのフタを開けてビックリ! 中までカチカチに凍っていました! 「 あり得ん ! 」
2012年2月1日 タイトル : 『kanisan club』に掲載されました。
とは言っても今回は原木しいたけのことではなく、
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