2013年2月28日 タイトル : いつの間に!
 
直径20cmのひときわ大きなしいたけが採れました!
原木を休養しているハウスの片隅で偶然みつけました。
かなり傘が開いていますが、それにしても大きい!
2013年2月27日 タイトル : 松坂屋終了ありがとうございました!次は中日ビルです。
1週間に渡って行われた名古屋栄松坂屋での出張販売が昨日で終了しました。
まずは本当に沢山の皆さんのご来店に心より感謝致します。
ありがとうございました!
今回も沢山の予約をいただいてしいたけまんも追いつかないほどでした。
日程はハードでしたが、それ以上の達成感に浸っています。
生しいたけはバター焼きで試食していただき、「やっぱりまったく違うね!」と絶賛してくださる方。
天日干ししいたけは「このしいたけでだしをとると、もう他のもの使えないわよ!」とか。
しいたけの佃煮やからし漬け、山あわびもお一人で3個、5個とお買い上げくださる方も沢山おみえでした。
私が言いたいのは売れた売れなかったということではなく、やっぱり原木しいたけを通じて皆さんと繋がっていられること。
それが何よりの幸せだといつも痛感しています。
店頭で皆さんとお話しすることは何もしいたけに限ったことではありません。
ご家族のことやお互いたわいもないプライベートな話も時間を惜しまず笑顔で交わします。
一例ですがお話ししているうちにお互いコーヒー好きだと知り、お客さんには親友の焙煎師、MCコーヒーの川上敦久を紹介させていただいたら後日、お客さんもオススメのコーヒー屋さんの紹介をメモ書きにして渡してくれたり。
今度そのお店行ってみよ!
これが『人間らしい人の優しさであり思いやり。』
人と人の繋がりってこういうところから始まるのです。
でも、酷いお店となると、『売れ売れモードまっしぐら』。
「今、目標売上の○○%です」と逐一ご丁寧に報告に来る。
『あなた方はお店に入って来る人を¥マークでしか見てないでしょ、そんな目してますよ!お客さんは数字じゃないんだよ!』と言いたくなります。
なぜ買っていただけたかをもっと考えるべきです。
『しいたけブラザーズが来ると売上が急上昇する。』
だから私たちを呼んだのかとありありと分かります。

私はそれ以降、そのお店への出張販売も取引も惜しみなく一切やめました。
価値観があまりに違う。
いちばん大切にしなきゃいけないことを疎かにして、大きな勘違いをしているからです。
経済下においてはやっぱりダメ社長ですなぁ〜私は…。
小さな頃から親父がよく言っていました。
『金を追う者には金を追う者が集まり、夢を追う者には夢を追う者が集まる。』
色んな会社や人と接してきましたが、全くその通りです。
一応小さな会社で社長であっても、私は農家育ちの田舎もの。
心豊かで人の想いを大切にできる人間であり続けたいといつも思っています。
その想いを共感できる人たち(お客さんや取引先)とだけ繋がっていられれば売上は減少しようとも、私は幸せです。
あぁ今日も熱くなりました。
次は3月4日中日ビル地下1階にて出張販売です。頑張ります!
余談ですが、明日2月28日(木)も中日ビル地下1階で販売がありますが、地元川辺町から小田巻屋さんが出店されます。
(私たちは出店しません)
昔懐かしい素朴な味。
私自身子供の頃から大好きだったおだまきです。
皆さんぜひ食べてみてくださいね!
では!
2013年2月26日 タイトル : ありがとう。

松坂屋B1での出張販売期間中の週末、ブラザーズJr.が黒川農場を手伝ってくれました。
「ブレードに何回も連れて行ってくれたから、今度は僕が手伝ってあげる!」と言ってくれました。
本当は先週末もブレードに行きたかっただろうに我慢して…。
子供なりによく見ているんですね。
涙が出るほど嬉しかったです。

小さな頃から幾度となく農場に連れてきましたが、普段から私の行動を把握しているJr.。
ここぞという時にスッと手が出てきて助けてくれる。
机の上では教えられないことです。
一つのお弁当を2人で食べました。
実は昨日のブラザーズ日記の私の写真も彼が撮ってくれました。

父親の働く姿をいつでも見られるのは農業の特権かも知れないですね。
ありがとう、Jr.。
おかげで助かったよ。
忙しい中にも、嬉しい1日でした。
2013年2月25日 タイトル : 松坂屋終盤。両手はキズだらけ。
松坂屋、終盤です!
1週間続けての出張販売。
1日おきの農場は2日分の仕事を1日でこなさなければならないのでハードな力仕事となります。
この日も約2000本の原木を三角に積み上げたり片付けたり。
松坂屋では沢山のお客さまと笑顔で1日接していますが農場では1人ポツリ。
額に汗してTシャツ一枚、黙々と真顔で動き回っている私。
ギャップが激しいです!
でも、充実しています。

毎日素手で仕事しているので細かい傷がいっぱいです。
左手の傷は先日原木にぶつけてしまいました。
右手の傷は興奮したトナーに「お手」をしたら勢い良くドンとお手されて地面に『ガリッ!』てなりました。(こちらは仕事とは無関係)
…なんちゅー力。
話がそれましたが、原木をよく観察してしいたけの状態を見て、採れたてを待ってくれているお客さまに届けることができる。

日程はハードになりますが、とてもやりがいのある仕事。
そう思っています。
『本物』とはそんなに派手なものでもなく、華やかなものでもない。
地道な努力を積み上げてこそ作り出せる食材を皆さんに提供し続けていきたいです。
さて、松坂屋B1での販売も今日と明日、残すところあと2日間となりました。
全力で頑張ります!
2013年2月22日 タイトル : 松坂屋3日目。
松坂屋B1での出張販売が3日目になりました。

今朝も早朝から準備して岐阜を出発しました。
ハウスの中に入ってしいたけたちに「おはよう」してきました!
このしいたけたちは明日松坂屋に並ぶことになるでしょう。
今日はしいたけまんあります!
が、既に予約をいただいている分を除くと夕方までもつか分かりません。
ご要望の方はお早めにお願いしますね。
また、今日は山の中で採れた『露地生しいたけ』が用意できました!
こちらもたくさんはないですが、生ではほとんど出回らない希少なものです。
素焼きで塩を少しふって食べると素材の味がご堪能いただけるかと思います。
こちらもお早めにどうぞ。
たくさんのお客さまとお話ししていると、このホームページ(ブラザーズ日記)を毎日読んでくださっているようです。
出張販売の時だけでなくて、普段の出来事や思いなどが伝わっているようでとても嬉しいです。
この場をお借りしてお礼させていただきます。
さぁそれでは今日も1日頑張りますよー!
皆さん、お待ちしています!
2013年2月21日 タイトル : 松坂屋、初日から大盛況です!
昨日から始まった名古屋栄松坂屋B1での販売。
初日からたくさんのご来店ありがとうございます!
しいたけまんも2日分作って持って行ったのですが初日1日もたずに完売。
すっかり気に入っていただいて予約で10個というお客さもおみえです。
今日も一生懸命しいたけまんを作っていますが、生地から手づくりなので
追いつかず申し訳ありません。
しいたけまんは明日また私が持って行きますのでお待ちください!
今日はブラザーズ中島君と兼澤君の2人でお邪魔しています。
彼等もいつも精一杯頑張ってくれています。
皆さん宜しくお願い致します。
2013年2月20日 タイトル : 今日から松坂屋です!
夕べは子供たちと一緒に早く寝ました。
今日から松坂屋なので昨日は2日分ハードに原木を動かして動き回っていました。
今朝は4:30に起きてコーヒーを一杯。
早朝のキレイな星空を見上げながら眠気を覚ましました。
ブラザーズ川辺農場で昨日のうちに準備したしいたけを車に積み込み、6時には名古屋に向けて出発。
販売初日は何かと準備が大変です。
そのため松坂屋の開店は10時ですが、8時には荷物を納品して売り場に立ちます。
10時開店で4:30に起きるのも早過ぎる気もしますが、早め早めに行動しないと落ち着かない私。
おとめ座のA型だからですかね?…よく分かりません。
只今準備を済ませて開店前に一息ついているところです。
「肉質の締まったしいたけに仕上げれたから今日もたくさんの人に食べてもらいたいなぁ。」とか、こんなことを考えています。
いつも私たちが松坂屋に来るのを心待ちにしてくださるお客様がたくさんみえます。
しいたけを通じて人と人の繋がりができることが、やっぱりいちばん嬉しいです。
さぁ、いよいよ開店です!
松坂屋B1催事場にて今日から1週間。
頑張ります!
皆さまのご来店をお待ちしています!
2013年2月19日 タイトル : 松坂屋明日から!原木からホダ木へ。
明日から松坂屋B1にて出張販売です!
今朝収穫したばかりの生しいたけの選別。
今作っているしいたけまん。
干ししいたけに佃煮などなど、明日からの準備を進めています。
高山から到着した原木。

鉄枠に移し替えるだけでも相当な重労働です。

菌を入れる前を原木と呼び、菌を入れた時点からをホダ木と呼びます。
温度や湿度管理など、実に地味で地道な作業が
これから約1年間続きます。
全神経を集中し、しいたけの声に耳を傾ける。
本物とはそんなに簡単にできるものではない。
日本のものづくり。
立派な原木しいたけを作ってみせます。
2013年2月18日 タイトル : またもブレード!
2月も後半になりましたね。
先週金曜日はサンヨネ高師店にて出張販売を行いましたが、ご来店下さった方々ありがとうございました!
「いつもお宅のばかり使っているの、美味しくいただいていますよ。」と嬉しいお言葉もいただきました。
今度は明後日20日(水)から名古屋栄松坂屋B1にて1週間(26日まで)出張販売です。
頑張ります!
先週土曜日、またまたブラザーズJr.と2人でブレードに行ってきました!
飛騨地方はまだこの通りの雪。

車を走らせているとウキウキします!

天気も最高でした!
早朝から丸1日滑ったので前日の出張販売で帰りが遅くなったのと重なって少々疲れましたが何とかもちました。
帰りは2人温泉に浸かって無事に帰宅しました。

同じスポーツをしながらたくさん会話をして同じ時間を過ごす。
頑張って仕事をして、精一杯家族サービス。
そんな生活を送っています。
さて、それでは今週も頑張ります!
2013年2月15日 タイトル : 今日はサンヨネ高師店にて出張出張です!
ブレード行ってきました。
もう週末ですか、…早すぎる!
今日は愛知県豊橋市のスーパー『サンヨネ高師店』に来ています。
久々です!
東海環状道が開通してからというもの豊橋市でも1.5時間みておけば良いので便利になりました!
さて、1日頑張ります!
話は変わって先週土曜日、ブラザーズJr.と2人で岐阜県のとあるスキー場へブレードに行ってきました。
娘たちはバレンタインのチョコレートづくりのため(もうそんな歳か〜、誰に渡すつもり!?)、今回はJr.と2人でした。
最近はコブだらけのモーグルコースにハマっている私たち親子。
コブの浮き沈みするスリルがハマります!
疲れ知らずのJr.
2人で1日に30回もリフトに乗ると、さすがに疲れます。
「ちょい休ませて〜。」と言うと、「は〜?今はダメ!帰ったらすぐ寝やぁ!」と、全く休ませてもらえませんでした。
帰ったらとかそんな問題じゃないんだけどなぁ…。
今回は晴天で景色も最高でした!
今朝は4:30起きだし今夜は帰りが遅くなると思いますが明日も早朝からブレードに行く予定です。
かーっ、ハード!
でもJr.には男兄弟がいないので私が父兼お兄ちゃんになってあげなければ。
いつもそう思って彼と接しています。
それでは皆さん、サンヨネ高師店でお待ちしています!
よい週末を!
2013年2月14日 タイトル : 雪の朝。明日は出張販売です。

一昨日の朝はまたまた銀世界。
朝日が登り気持ち良い朝を迎えました。
自然が生み出す景色は本当に最高ですね!
ブラザーズJr.も嬉しさあまり起きてすぐに1人広場を散歩していました。
その姿をウッドデッキから羨ましそうに見つめるトナー。

続いてトナーとバディーの朝ご飯の時間です。
先に食べ終えたトナーがもっと食べたそうに
バディーの
ご飯を狙っていますが、その視線を察したバディー。

取られてたまるかと警戒しています。
そういえば最近テレビCM(黄色いビートル)で所ジョージさんが愛犬ケリー君と共に出てますね。

トナーもケリーと同じ犬種ですが、凛々しくてなかなかハンサムでしょ?
バディーは正反対でブサかわいいし。
犬と暮らす毎日、幸せです!
さぁ、明日は愛知県豊橋市のスーパー『サンヨネ高師店』に出張販売です。
サンヨネ高師店での出張販売は久々なので気合いが入ります。
天気が良いといいですが。
それではサンヨネ高師店で明日、お待ちしています!
2013年2月13日 タイトル : 高山グリーンホテルでの講演。
昨日は高山へ講演に行ってきました。

会場は高山グリーンホテル。
『企業の農業参入セミナー』と題しての講演です。
先週岐阜グランドホテルにて行われた講演と同じく6次産業化の事例発表をさせていただきました。
今回は約70名程の方々がお集まりくださいましたが、なかなか作るだけでは済まない時代。
せっかく良いものを作っても、特徴や想いが伝わってこそ。
私たちは決して戦略として行動してきた訳ではありません。
伝えたい一心で無我夢中で今日まで来たのです。
『売れる物を作るのではなく、作るべきものを提供する』
これが大事です。
お集まりいただいた方々のお役に少しでも立てたなら幸いです。
高山にはわずか1時間の滞在。
すぐさまブラザーズ黒川農場で汗水して仕事をして、ブラザーズ川辺農場に戻ったのは夜。
一日一日があっという間に過ぎていきます。
今日も美濃市に出張。
しいたけと共に暮らしていることを実感する毎日です。
2013年2月12日 タイトル : イオンモール各務原での出張販売。
新しい1週間が始まりました!
皆さん3連休はいかがお過ごしでしたか?
日曜日はイオンモール各務原店(岐阜県)での出張販売でした。
インフォに掲載できなくてすみませんでした。
普段はプライベートでよくイオンモール各務原に行っているので販売は何だか不思議な感じでした。
イオンモール1Fの『わくわく広場』。
地元野菜などを手がけるお店です。
普段はしいたけブラザーズの乾燥しいたけのみ置いてあります。

今回は出張販売ということで、生しいたけの試食会も行いました。
皆さんにおいしいと喜んでもらえることが私たちの生きがい、
やりがいに繋がっています。
次回わくわく広場での出張販売が決まったらお知らせします。
今日は岐阜県高山市で講演です。
今週も頑張ります!
2013年2月8日 タイトル : よし、順調!
ハウス内の明るさ。
最高気温。
最低気温。
湿度。
軸の太さ。
肉の厚み。
よし。
全て順調です。
2013年2月7日 タイトル : 岐阜グランドホテルでの講演。

長良川のほとりに岐阜グランドホテルがあります。
向かいは鵜飼で有名な清流長良川と、真正面には金華山(岐阜城)が。

岐阜のシンボルともいえるこの地で講演をさせていただけて光栄に思います。
集まってくださった方はおよそ120名。
6次産業に参入しようと試みのある企業様やそれに関係する個人や団体様です。
テーマは『6次産業化への取り組み』。
難しそうな言葉ですが簡単に言うと生産から加工、販売に至るまで手がけることを意味する言葉です。
その事例発表として今回依頼されました。
私たちは皆さんに共感し、喜んでもらえるためにはどうするべきかとずっと考えて今日まで来たわけで、結果これが6次産業化という言葉がたまたま当てはまっただけです。
解釈を誤って初めから『売れる商品作り』などと捉えると、思うほど上手くいかないものだと思います。
作り手の想い。
願い。
いちばん大切なのは結局ここにあるのです。
短い時間でしたが精一杯お話させていただきました。ありがとうございました。
2013年2月6日 タイトル : 商品ではなく、作品。
2月に入り少しずつ寒さが和らいできました。
春に向けて三寒四温の始まりです。
今日は朝から雨だったのでハウスのしいたけも温度と湿度をいっぺんにもらって今朝はたくさんのしいたけが採れました!
とは言ってもまだ2月。
また急に気温が下がると今度はピタッと発育が止まるので、安定生産には気が抜けません。
毎日の天気予報や週間天気を調べながら需要に合った供給ができるように常に気を張っています。
生きものをコントロールするって難しいです。
でも、しいたけの気持ちになって取り組んだ結果、思った通りのしいたけが出来上がったときは本当に嬉しいです。
毎日毎日素手で原木に触れて、樹皮の下のしいたけ菌が今何をして欲しがっているのかを悟る。
五感の全てをフルに使って、しいたけの声を聞きます。
いつもしいたけとは二人三脚。
工場大量生産とは違う。
手づくり。
商品ではなく、『作品』なんです!
さて、今日は岐阜グランドホテルにて講演です。
120人ほど集まっていただけるようでありがたいです。
皆さんの心に届くような熱い想いを伝えます!
『届けたいのは本物への情熱』ですから。
2013年2月5日 タイトル : アメリカといえば

アメリカといえば自宅の壁に地図を貼っています。
この地図、立体的に見ることができておもしろいです。
アメリカ西海岸の方に4枚の丸いシールが貼ってありますが、ここが私が2年間の間にいた場所です。
ワシントン州ではビッグベント短大とイナバプロデュース(野菜農場)、カリフォルニア州ではハートネル短大とコーノファーム(野菜農場)と、それぞれで短大生活と農場で働いていました。

ワシントン州とカリフォルニア州の運転免許は現地で取得していたので(アメリカは州ごとに運転免許が必要)、新婚旅行は名古屋空港~ロス空港への往復チケットのみを予約し、あとはレンタカーで1週間、西海岸のディズニーワールドやコーノファーム、ラスベガス(ネバダ州)などを自由気ままに旅行しました。
2年間アメリカでの生活。
昔のことですが懐かしく思います。
2013年2月4日 タイトル : アメリカ仲間から。

1995年〜1997年の2年間、共にアメリカに渡った仲間から荷物が届きました。
愛知県の辻君からは年末にレンコン、今回はイチゴが届き、岐阜の田中君からはキュウリが届きました。
他にも秋田県の米谷君からは秋田こまちのお米、和歌山県の井上君からは田村みかん、岡山県の石原君からはブドウや梨、愛媛県のマーボーはオレンジジュースなど、いつも旬の野菜や果物を送ってくれます。

私も毎年しいたけを送り物々交換といったところです。
若い頃、同じ夢を見た仲間たち。
こうして全国各地から荷物が届く度に連絡をとりますが、「元気で頑張っているんだなぁ」と懐かしく、嬉しくなります。
みんな、ありがとう。
2013年2月1日 タイトル : 66。
先日第148回直木賞の受賞者が発表されました。
朝井リョウさん。
受賞作は『何者』。
23才と戦後初の最年少で、初の平成生まれの受賞者だとか。
おめでとうございます!
第145回直木賞は親戚の池井戸潤さん(リンク集からどうぞ)が『下町ロケット』で受賞しましたが、
今回の朝井リョウさんも、なんと岐阜県出身なんです!
岐阜県で生まれ育つといい小説が書けるのでしょうか…。
同じ岐阜県民としてとても誇らしいです!
さて、今日のテーマは『66』。
これ、何の数字か分かりますか?
『日本の農業者の平均年齢』です。
ウソ!?と思われるかもしれませんが、ホントです。
それにしてもビックリな年齢でしょ。
『危機的』と捉えるべきです。
原木しいたけ業界も60代だったらまだまだ『若手』と言われています。
しいたけに限らず、農業は後継者不足が深刻な状況。
若い後継者は不足し、高齢の方々は益々年を重ねていく。
そこにどんな未来が待ち受けているかは、もうお分かりですね。
人口1億2000万の日本はこれからどうなるんでしょうかね。
このままだと海外からの輸入に一層頼らざるを得ない。
作り手もないのに「TPP反対!」だなんて言ってられない現実が、刻一刻と迫っています。
もしくは国産と言えどとにかく効率化、大量生産最重視の『もの』ばかりになってしまうでしょう。
しいたけがいい例です。
コストや手間暇がかかる原木しいたけ栽培は既にわずか1割にまで落ち込んでしまっているのですから。
また太陽の光も、土も使わずに工場の中で大量に生産される野菜。
これはもう野菜というよりは『人工食材』です。
それにしても、なぜでしょう。
日本にはこれだけ恵まれた山や緑、水があるにも関わらず。
いくら先進国と言えど、この先何らかの経済事情で食べ物が輸入できなくなったらと考えると、…恐ろしくないですか?
日本人の半数以上は、餓死してしまいます。
食べ物が自給できないほど『もろい国』はないんです!
『衣、食、住』。
第一次産業つまり、農業を疎かにする国が永年発展するとは到底思えません。
生きるために最も大切なことを疎かにしているのですから!
「いい加減に目を覚ませ日本人!」と思っているのは決して私だけではないと思います
本来我々日本人は『ものづくり』に置いて確かな技術とプライドを持ち得た人種だったはず。
戦後の経済成長期とは違い、現代社会はもはや『飽和状態にある』と私は確信しています。
自然の恵みに感謝する気持ち、育てる喜びを感じながら生きられることが本当の幸せではないでしょうか。
今週末も熱くなりました。
それでは皆さん、良い週末を!
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